黒糖焼酎は奄美大島にだけにその製造が認められた希少な焼酎。
「稲乃露」は、鹿児島県の奄美群島の南西部に位置する島・沖永良部島(おきのえらぶじま)でつくられています。
沖永良部島は、世界的に有名なエラブユリをはじめ色鮮やかな花々が一年中咲き、島内には大小300あまりもの鍾乳洞があることから、「花と鍾乳洞の島」とも呼ばれています。
そんな自然豊かな美しい沖永良部島で、丁寧に仕込み、長い時間をかけてじっくりと熟成した「稲乃露」は
豊かな香りとまろやかな味わい、とろみ・香りを長く楽しめる黒糖焼酎です。
沖永良部酒造(株)の主力商品であり、代表銘柄でもある「稲乃露」。
まずは、まろやかさをしっかり味わえるお湯割りがおすすめ。
心地よい余韻を感じながら、鼻から抜ける豊かで芳醇な香りをお楽しみいただけます。
【種類】本格焼酎
【原材料】 黒糖、米こうじ(タイ産米)。添加物は一切使用していません。
【蒸溜法】常圧
【アルコール度数】30度
【内容量/仕様】900ml/1本
奄美黒糖焼酎とは
黒糖焼酎は、奄美群島だけに製造が許された、黒糖を原料に使用する特別な焼酎です。各島に酒蔵があり、それぞれのこだわりが詰まった銘柄を製造しています。
奄美の黒糖焼酎が確立されたのは戦後まもなくのこと。
戦後、8年間をアメリカ軍政下に置かれ経済発展が著しく損なわれた奄美群島の状況を考慮し、日本復帰をする際に黒糖焼酎を奄美の新たな産業とするため酒税法を改正。以後、米麹と黒糖を原料に使うことを条件に、奄美群島だけが造ることを許されています。
常圧蒸留と減圧蒸留の違いって何?
黒糖焼酎を選ぶとき、ひとつの大きな指標になるのが蒸留の方法。「常圧蒸留」は昔から行われているシンプルな蒸留方式で、原料の風味を良く引き出し、しっかりとした味わいのある焼酎になります。
一方「減圧蒸留」は蒸留器内の気圧を下げ、低温で沸騰させるため、口当たりが軽く飲みやすい焼酎を造ることができます。
もっと詳しい奄美黒糖焼酎のことはこちら
知ればもっと美味しい「奄美黒糖焼酎豆知識」(みしょらんガイドより)