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魅惑的な奄美のフルーツ「たんかん」

甘みと酸味のベストバランス!奄美たんかんが最高においしい理由



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南国のフルーツと言えば何を思い浮かべますか?マンゴー、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、パパイヤ…いろいろあります。

南国のフルーツと聞くと、夏のイメージがありますよね。
確かに上に挙げたフルーツはすべて、南の島の温暖な気候で育つ夏の果物です。
しかし、奄美大島には早春に育つ南国ならではの果物「たんかん」があります。


たんかんは、ジューシーで甘みと酸味のベストバランスが絶妙な柑橘。
2月~3月と限られた期間しか味わえない奄美の美味しいたんかんを、奄美産直いっちばでは【送料無料】で全国に発送しています。




たんかんは、年平均気温が19℃〜22℃の湿度の高い地域に育つ柑橘系果物。
原産地は中国で、台湾を経て鹿児島県に導入されたといわれています。
温暖なところでしか栽培できないため、鹿児島県は栽培面積・生産量とも全国一!!

鹿児島県内では、屋久島のほか奄美大島、徳之島が主な産地。
温暖さは必要なのですが、甘さをさらに引き出すためには「寒暖差」が大切。

島の実に8割が山間部である奄美大島は、まさにたんかんのベスト産地。
寒暖差の大きい山間部での栽培が盛んです。




ジューシーさがたまらない。たんかんで心と体に美味しいビタミンチャージ!




たんかんは、温州みかんよりも皮が固く、ネーブルオレンジに似ているかもしれません。 しかし、ビタミンCがみかんの2倍あるとされ、高い糖度とほどよい酸味が感じられるのが特徴。

「甘み(糖度)」ばかりが強調されがちなフルーツですが、ただ甘ければ美味しいのか、というとそうではありません。
甘みばかりだと、どうしても食べ飽きてしまったり、朝に甘ったるいものを食べる気はしなかったりとシーンを選んでしまうことも。

ほどよい酸味があるからこそ、甘さが引き立つ。
そしてさわやかな酸味と甘さは、あとを引いていくらでも食べることができる。
朝のビタミンチャージにぴったりだし、
お昼やおやつのちょっとしたデザートや気分転換にもってこい。
夜は夕飯の後の家族で食べるデザートに、
チョコレートと合わせてもおいしいお酒のおつまみにもなるかもしれません。

ほどよい酸味が甘さを引き立たせる!
この点において、たんかんはまさにベスト・オブ・かんきつ と言えます!!


タイミングが合うならぜひフレッシュなたんかんを!



シーズン中はスーパーや果物屋でたくさんのたんかんが並んでいるのをよく見かけます。
島に住む人は、知り合いから食べきれないほどのたんかんをおすそ分けしてもらったこともあるのではないでしょうか。




季節の風物詩であるたんかんですが、量が多くて食べ切れなかったりすることもあります。
どうせなら無駄なく、おいしく食べ切りたいですよね。


たんかんはそのままで食べてももちろんおいしいでのすが、ちょっと手を加えるだけでまったく違った使い方もできます。

今回は、ご自宅でもできるたんかんレシピをご紹介します!



たんかんマーマレードの作り方


まずご紹介するのは、たんかんのマーマレードです。
柑橘系フルーツの活用法と言われてまず思い浮かぶマーマレード。
パンにつけてもいいし、スイーツに添えたり、紅茶に入れたりしてもおいしいです。


ちなみに、たんかんの皮を入れて作るとマーマレード、皮を入れないで作るとジャムと言います。

材料

・たんかん:Lサイズ5個(今回は約900g)
・砂糖:果肉に対して50%くらい(今回は500gでザラメを使用しました)
・たんかんの皮:2個分



最初に、たんかんの皮を剥きます。薄皮は残ってしまっても問題ありません。
切ってから皮をむいてもいいですし、食べるときと同じように皮をむいても構いません。
果肉は適当な大きさに切っておきます。


種は一緒に煮ると、天然のゲル化剤とも呼ばれる「ペクチン」という成分が出ます。ジャムのとろみをつけるために必要なので、残したままで大丈夫です。



切った果肉を鍋に移し、果肉の半分の量の砂糖を入れます。今回は島のザラメを使用しました。ザラメを使うと砂糖よりもコクが出ますので、オススメです!砂糖とたんかんを混ぜ合わせ、溶けてくるまで置いておきます。


溶けるまでの間に皮を調理します。皮は食べやすい大きさに千切りし、下茹でします。苦味が強いので、3回ほど下茹ですると良いでしょう。

そうしているうちにたんかんと砂糖が溶け合ったら、下茹でした皮も鍋に投入し、鍋で煮ます。焦げ付かないように中火で、アクを取りながら1時間程度じっくり煮込みます。途中、溶け残った実があったら取り出して細かくみじん切りにします。このとき、浮いてきた種も取るようにしましょう。



冷めてくると粘度が高くなってくるので、ちょっとサラッとした状態でも火を止めて大丈夫です。



これでマーマレードの完成です!しっかり消毒した瓶に詰めて冷蔵庫で保存すれば2週間くらいは使えますよ!

たんかんのジュースの作り方


ジュースの作り方は簡単。たんかんの皮をむいて、絞るだけ!ジューサー・ミキサーを使ってもいいですし、鍋に果肉を入れて上から押しつぶしてもできます。



今回はたんかん5個を使ってジュースを作りました。
5個のたんかんでちょうどコップ一杯のジュースができました。
たんかんを一気に消費できるので、たくさん余ってしまった人にオススメです。
(絞った残りをジャムの材料にするべきでした!!)




ジュースはペットボトルなどに入れて冷凍庫で保管すれば長く保存できます。砂糖を使わない天然100%のジュースを年中楽しむことができますよ!
※糖度が高く発酵しやすいので、密封して常温で置いておくのは避けてください。





たんかんの皮の使い方


ジュースを作って余ってしまうのがたんかんの皮です。捨ててしまうのももったいないので、どうせなら有効利用したいですよね。

奄美大島では、たんかんやみかんの皮を鶏飯に入れることがあります。こまかく刻んだたんかんの皮を鶏飯に入れると、料理にゆずを入れるように、良い香りが食欲をそそります。



作り方は、たんかんの皮をこまかく切るだけ。家庭によっては天日干しして乾燥させたものを使うこともあるとか。調味料としても使えますしお風呂に入れればたんかん風呂にもできます!


(左が生のまま細かく刻んだもの。右が乾燥させてから細かく砕いたもの。)



たんかんが出回る時期になると、いろんなお店で一斉にたんかんを扱い始め、シマッチュは本土の知り合いに美味しいたんかんを贈るのが一般的。

奄美の早春はまるで島内全体がたんかんの香りに包まれているような気さえしてきます。

季節が合えばぜひ、奄美を代表する生のたんかんを。それ以外の季節にはいろいろなたんかん製品をお楽しみください。



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